私の留学経験は、まずケープタウンの1ヶ月でした。治安に多少の不安はありますが、気候も良く、景色も良く、クラスメイトとハイキング、ベーベキューと楽しい思い出もたくさんできました。けれどレベル高過ぎ。少数派の日本人すら日本語を話さない。そうなんです、彼らは英語の勉強に来ているのです。日常会話に困らないレベルの彼らには日本語は邪魔な訳です。授業はもちろん、ハイキングもディスコも夕食も、英語です。そのレベルの人なら、これも良いでしょうが、私には厳し過ぎました。そのケープタウンで韓国の方から紹介されたのがフィリピンでした。

ここは、はっきり言って韓国人ばかり。職業のレベルアップとか海外移住を目指している人が多く、その彼らも、次はカナダとかイギリスとか本格的な海外留学を計画しているようでした。つまり、まず初歩の英会話をここで勉強しようとしています。学生達のレベルはピンきりですが、平均的には日常会話がなんとかできる程度でしょうか。日常会話を話す事を目的にしている私にはちょうど良いわけです。 フィリピーナの先生方ですが、彼女達、大学を出て、英語教師の資格を取って来ています。フィリピン訛りを感じたことはないですね。日本の英会話スクールのオージー訛り、スコットランド訛りより遥かに聴き易いです。

彼女たちは、たぶん良家のお嬢様です。フィリピンではエリートでしょう。ところが、就職口がないので英語教師をしている。我々から見ると、とてつもなく安く仕事をしています。ですから1:1の授業も受けられる訳です。 さて、それと同様セブの物価は信じられないくらいに安い。タクシーは100円。マックのセットも100円。バーベキューを食べてビールまで飲んでも500円。たまにどこかの島へ遊びに行っても5千円もあれば、結構贅沢ができます。ちなみにビール50円、日本製高級タバコ(マイルドセブン)も80円。ですから、1人部屋3食付、1日5時間の授業がついて、この値段で済むわけです。

 寮と食事のことはなかなか書くのが難しいですね。あえて言うと、食事は週に2、3回は韓国人の友達とかフィリピーナの先生を誘って外食したいなあ〜と思う程度でしょうか。寮は週に1度か2週に一度は、2000円も出せば結構いいホテルに泊まれますので、そんな贅沢もしたいなあ〜。と素直に感じる程度と言えば良いでしょうか。1日千円ちょっとで3食付ですから、高級リゾートを想像してはいけません。

英語の勉強にはハングリーさも必要でしょう。でもハングリー過ぎることもないのでご安心を。英語での日常会話に困らず、お金も時間もふんだんにあるのなら、お勧めしません。でも、ちょっと自信がないなら、まずはフィリピンへどうぞ。ある程度会話をこなせるようになって流暢になってからでもネイティブの語学留学は遅くないでしょう。と言う訳で、私ちょっとお先にこの4月から再チャレンジしてきます。

印南 雅行